「ほったらかし投資」に興味があるけど何に投資すればいいのか分からない。
「ほったらかし投資」の投資商品がどんな特徴を持つのか知りたい。
何に投資するか自分で探しているが網羅的に見てみたい。
「ほったらかし投資」で何に投資しようか決めるのは難しいです。
「ほったらかし投資」の投資対象はいくつかあり、投資経験や投資金額、リスク(お金が減る可能性)によって決める必要があります。
この記事ではそれぞれの投資商品がどんな特徴があるのか?初心者向けはどれか?少額から投資できるのは何か?投資商品を網羅的に紹介します。
この記事を参考にして選んでみてください。
Funds(ファンズ)|初心者向き・1円から投資できる(超低リスク)
Fundsは日本国内の企業に資金を貸し出すサービスです。
投資初心者には今すぐ始めてほしい投資です。
貸出先は有名企業や上場企業のグループ会社など資金を貸し出しても回収できる可能性が高い企業を選んでます。
投資期間は案件により違うが、3ヶ月〜17ヶ月など色々とある。常に投資商品があるわけでないのでFundsの公式ページで案件のチェックをしておいた方がいい。
【特徴】利息は1%〜2%と銀行預金と比べれば高い
日本国内の投資なので利息は低めですが、低いと言っても1%〜2%と銀行に置いておくより遥かに良いです。
投資難易度(⭐)
投資先が日本国内上場企業で、投資額も1円から始められる。超低リスクな初心者向きです。
どうやってFUNDSに投資する?
FUNDSの公式ページから口座開設し資金を入金すれば始められます。
クラウドバンク|初心者向きで高利回り(おすすめ)
クラウドバンクは元本回収率が100%のソーシャルレンディングです。
クラウドバンクが「待つだけ資産運用」と謳ってるだけあり「ほったらかし投資」におすすめです。
【特徴】元本回収率100%で安心。そして利回りが高い!
元本回収率が100%を誇りながら利回りが高いのが特徴です。利回り5%以上のファンドもあります。
投資難易度(⭐)
買ってほったらかしにするだけで、配当と満期になれば投資資金が償還されるので初心者に向いている。
どうやってクラウドバンクに投資する?
クラウドバンクの公式ページで口座を開設して、投資資金を入金。あとは投資するファンドを選ぶだけ。
国内債券|初心者向き(超低リスク)
債券とは国や地方公共団体、企業が新しい事業などで資金が必要になったとき、発行される有価証券。
満期まで保有すれば元金と利息がもらえます。
【特徴】リスクが低く。利率は1%以下だか銀行預金より高い
債券は国や企業や地方公共団体が発行するので倒産などのリスクが少ないので安心。利率も銀行預金より高いので人気がある。
ただ常に販売されてないので、株やFXのように書いたい時にいつでも買えない。
投資難易度(⭐⭐)
リスクは低いので初心者向き。ただ債券は常に販売されている訳ではないし販売数量も限定されているので購入が難しい場合も。
どうやって国内債券に投資する?
購入はSBI証券会社や楽天証券で口座を作り、入金する必要があります。
クラウドクレジット|中級者向き・1万円から投資ができる
「クラウドクレジット」とは、海外でお金が必要な人や事業者に対して、お金を貸し出すサービスです。
ソーシャルレンディングとも言われてます。簡単に言うと「お金を貸したい人」と「お金を借りたい人」をマッチさせるサービスです。
アフリカの未電化地域への家庭用太陽光発電ユニットの販売事業を展開する企業への貸し出しなどです。
投資期間が10ヶ月〜25ヶ月と案件により違ってきます。投資するファンドは公式ページでチェックできる。
予定利率が高い
これから経済が成長する国や事業に貸し出すので利率が高いのが魅力。
投資難易度(⭐⭐⭐)
海外の案件に投資しているので、リスクは高い。利率は高いので余裕資金で投資した方が良い。中級者向け。
どうやってクラウドクレジットに投資する?
クラウドクレジットの公式ページから口座開設し、資金を入金すれば始められます。
【実績】クラウドクレジットのほったらかし投資 利回り7%超えで運用
クラウドクレジットのいろんなファンドに投資しました。結果、多くのファンドで5%以上の利回りで運用。
高ものだと7%を超えて運用することができました。
投資結果は別の記事にまとめましたので参考にしてください。
外国債券+外貨MMF|投資経験がある方が良い・利率はかなり高い
外国債券とは外貨で発行される、または外国の市場で発行される債券です。外貨MMFとは外貨運用する投資信託で、安全性が高い債券などで運用される金融商品です。外国債券は途中売却しなければ満額で償還されます。
【特徴】とにかく利率が高いのが魅力、反面為替リスクが高い(特に新興国通貨)
ブラジルレアル建て、インドネシアルピー建て、南アフリカランド建ての外国債券は利率が高い5%以上はある。ただ為替リスクが高く、買った時より円高になると配当が少なくなることもある。
【難易度】(⭐⭐⭐⭐)
債券なので価格変動はないが、為替が変動するので初心者がするなら余裕資金でした方がよい。
どうやって購入する?
購入はSBI証券や楽天証券なと証券会社を通じて購入できます。
米国株式 中・上級者向き リスクが高い
アメリカの株式です。株式なのにほったらかしで大丈夫?と思うかもしれませんが、大丈夫です。選ぶ銘柄を間違わなければほったらかしで全く問題ありません。
【特徴】世界一の投資資金が集まる株式市場
世界中の株式投資の資金の40%が米国市場に集まっています。そして米国株式市場は30年で株価が10倍になっています。良い銘柄を選ぶとトンデモナイ価格上昇率になります。
難易度(⭐⭐⭐⭐⭐)
買った株式の価格は毎日上がり下がりします。上がればいいですが、下がれば保有していてもマイナスになります。どの「銘柄」を保有するか?が重要となります。
どうやって購入する?
購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券など証券会社を通じて購入できます。
投資をはじめる前の準備は別記事にまとめています。
【実績】ほったらかし投資 米国株 プラス30万の利益発生
米国株でもほったらかし投資をしました。結果、30万ほど利益がでました。
詳しくは別の記事にまとめましたので参考にしてください。
ソーシャルレンディングには投資前に注意点がある
「Funds」「クラウドバンク」「クラウドクレジット」は安全性は高いですが、ほかの「ソーシャルレンディング」には貸倒などが発生しています。
貸倒でお金が返ってこない経験もしているので、別記事に注意点をまとめています。
投資前には目を通すようにしてください。
どの銘柄から「ほったらかし投資」をはじめたらいいか分からない人はコチラ!
少額でリスク少なく投資したい人はファンズから
ファンズは少額から投資ができますので、ここからはじめましょう。
あまり大きなお金を投資できない投資経験が少ないのでリスクは取りたくないとりあえず投資に挑戦したい
そんな人に向いています。
投資先企業は上場もしくはそれに準じた企業に投資するのでリスクは少ないです。
それで配当利回り1.7%もあるのでオススメの投資です。
リスクを取ってもいい。大きな利益をねらってみたい。
リスクを取っても良いという人は「米国株式」に投資しましょう。
リスクを取っても良いとは・・・
投資したお金が目減りしてしまうことです。
10万投資して、株価が下がり6万円に、、、最悪お金が減ったりなくなる可能性を受け入れるかどうか、ということ。
米国株式と言っても、どの個別銘柄?銘柄選びが難しいですよね。
S&P500のインデックス投資にしてください。
米国株式市場の主要な銘柄の株をまとめたものです。有名企業が入ってます。
個別株を買うと株価が下がると損失が出ますが、1社や2社、株価が下がろうが米国株式市場が上昇すれば利益が出ます。
日本株はやめておいた方がいい
日本株はオススメしません。
日本株はアメリカ株のように右肩上がりでなく、1989年から2019年の30年で少し下がってます。
投資する対象としては上がらないものに投資するのは危険だと考えています。
株で大損している人はたくさんいます。「株主優待」や「自分の知っている企業」という理由で投資し、結果、株価が下がって損しています。
「上がる根拠」もなく「イメージ」や「知ってる」だけで投資するのは危険だと思います。
株で大損している人の実体験は別記事にまとめています。
おすすめできない「ほったらかし投資」の銘柄
あまりおすすめできない「ほったらかし投資」の銘柄もあります。
投資信託
「投資信託」はおすすめできません。
- 投資信託は「購入」「保有」「売却」するとき手数料が掛かる。
- そもそも「値上がり」が期待できない。
「投資信託」は買った瞬間にマイナスになる可能性や、商品構造上「利益」が出にくくなってるのでおすすめできません。
詳しくは下の記事にまとめて解説しています。
純金積立
「投資」してお金を増やしたい人には「純金積立」はお勧めしていません。
実物資産といって「価値が落ちない」と人気ですが、逆に「価値が上がりずらい」という一面もあります。
他にも損する可能性も高いと考えています。「純金積立」のデメリットは別記事にまとめてますので参考にしてください。
REIT(リート)
不動産投資のREIT(リート)も「ほったらかし投資」ではお勧めしていません。
自然災害など投資しても「資産価値」が下がる恐れがあります。また、どうしても不動産投資したいのであれば、他におすすめの不動産投資の商品があります。
詳しくは別の記事にまとめてますので参考にしてください。
「ほったらかし投資」に向いてる銘柄のまとめ
「投資経験がない・少ない」「リスクはあまり取りたくない」人は
・「ファンズ」「クラウドバンク」で少額から投資をはじめる
・すこし纏まった資金があり、販売していれば「国内債券」ではじめる
「投資経験はある」「リスクを取って、そこそこのリターンが欲しい」人は
・「クラウドクレジット」で「ミドルリスク・ミドルリターン」を狙う
・「外国債券+外貨MMF」で「リスクを取りながら高利率」を狙う
「余裕資金なのでリスクを取り、ハイリターン」を狙ってもいい人は
・米国株式で大きなリターンを狙う
大きく分けると上記のようになります。
とは言っても投資資金が減るのは避けたい人が多いと思います。
そういう人はお金が減るリスクが少ない「ファンズ」で始めましょう。
個人的には「銀行口座にお金を置いている」「銀行の定期預金に入れている」人はすぐにファンズで投資を始めたほうが良いと思います。