タイトルイメージペンション ぶるーすはーぷ・・・長野・黒姫
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ぶるーすパパ・ママの、スキー教師の立場から見た
子供のスキーマテリアル選び、スキーお役立ちページ
(スキー板編)


スキー理論に基づいた、独断と偏見の子供の(特に3才〜6才位)
スキーマテリアルの選び方を書いてゆきます。
なにぶんスキーショップの店員の話と違う! 本に書いてあるのと違う!
 などと言う事は多分に予想されますので、あくまでもぶるーすパパ・ママの
参考意見として受け止めてください。


 

パンダスキーについて
まず、いわゆるエッジの無いプラスチックのスキー(パンダスキー)なんですが、一度ご自分で(お父さん、お母さん)履いて、プルークボーゲンでもしてみてください。これほど恐いものは無いと思います・・(笑)
何せエッジが無いばかりでなく、靴が運動靴や長靴を履いているのですから、クロスカントリーの板を履いているのと同じで、スキーブーツの様に硬ければブーツの前や後ろによりかかれ、膝を左右に動かせばスキーのエッジも立つのですが、バランスを取るのがヒジョーに難しいです。
それに、本物のスキーとブーツを履かせた時のギャップも激しく、百害有って95里無し(5里くらいは有りそう・・)です。ただ平地で紐で引っ張って歩くとか、子供さんが1才とか2才くらいとか、まだまだ自分で運動すると言う段階じゃなく、スキーの上に置物のようにちょこんと乗ってる状態なら、スキーという物の雰囲気を味わうには、いいかもしれません。
ソリをお持ちいただいたほうがよろしいと思われます。

ノーマルスキー(板)について
スキーの長さに付いては、スキーショップの店員の方は、判で押したように「初心者ですか?それでは身長マイナス5pから15pくらいです。」と言うのが多く雑誌なんかでも「身長マイナス5pで十分」だとか「身長と同じ位」だとかで終わらせており、何故?そうなのかが説明されてません。

私のお勧めは
◎まったく初めてのスキーの場合で、スキー場の平らな部分で歩き回ってるだけの時は、身長マイナス0〜10p位。
※スキースクール等のちびっこレッスンで、片足スキーや、両方履いても歩いたり、カニさん歩きで真っ直ぐ滑ったり、とにかく歩く量が多い時は、短めの方が良いです。
◎斜面を利用して、スキーをハの字(三角という方が子供には解り易い)にして真っ直ぐ滑ったり、後ろを大きく開いて止ったり(これを、プルークと言う)、スキーを三角にして曲がったり(プルークボーゲン)する滑る量が多い時は、身長プラス10〜20pが必要です。

なぜかと言うと
スキーの長さについては、プルークボーゲンをする場合、トップの間隔とスタンスの広さが重要となります。
○スキーの長さが身長と同じかまたは短い場合(身長マイナス0から15p)だとトップの開きをこぶしひとつくらいにすると、スタンスが狭くなりすぎバランス良くプルーク(三角形)の中に体を置きにくくどんどんスピードが出ます。それで制動の要素を加えようとすると、スタンスを大きく開くしかなく、それに加えてスキーを開きながらつま先を内側に捻ると言う動作は、子供にとっては筋力が必要で、結果足を大きく広げ止まろうとするんですがトップが開きすぎ
止まれない、という事になります。
(止ると言う動作は、両方のかかとを外側に強く押し出すということで、スキーブーツからスキーのテール部分までの距離が短いと雪面抵抗を受ける部分が小さくなり、単純に止りにくくなります。)

また、滑走中のイメージで正しくプルークボーゲンのスタンスを取らせると自然に立った状態では、トップが開きすぎてしまいます。この状態でトップをこぶしひとつくらいにすると足首を無理やり最初から捻った状態となり、大人でさえも苦しいものとなります。
それと、基本的な前後の姿勢ですが、止る姿勢は「後傾」滑る姿勢は「真中もしくは前傾」で、特に止る姿勢(もしくはスピードをおとそうとする姿勢)の時にはスキートップ部分が開きやすくなりスキー板が短すぎると正しい姿勢にも関わらずトップが開き止まれないてな事になります。

◎一番いいのは、その子の運動能力にもよりますが、スキーブーツやスキー板に慣れさせる為自宅の、カーペットの上(間違ってもフローリングの床ではやらせない様に・・)でためし履きさせたり、スキー初日もしくは半日でスキーを履いて歩く量が多い場合は身長マイナス0〜10p、それ以後は身長プラス10〜20pがいいのですが・・・^_^;

「それじゃー2本いるじゃないかー!」・・と御叱りの声が聞こえてきそうですが、そこは上手くレンタルスキーを利用したり、近隣のお友達からお借りするなど工夫して、短いスキーはどこかで借りて長めの板の購入を検討してください。



上記の理由から筋力のない子供は(大人でもそうですが・・)スキーブーツの後ろに寄りかかりながら滑るのが大体で、ブーツも出来れば後ろ方向に柔らかいリヤエントリーは、お勧めできません。
うちの息子(平成7年4月生まれ)も、昨年はドロミキの16p、今年は17pを購入しました。
なかなか解りにくいのですが、お部屋の床に自分の身長マイナス10pくらいのものを(ショートスキーOR子供さんの短いスキー)置いて、自分が子供の気持ちになって、トップの開きとスタンスの幅を考えやってみてください。

スキーの長さについては意見が分かれる所ですが、ある程度子供の筋力やバランス能力、調整力がつくまでは少し長めが良いと思われます。パラレルスタンスで滑れるようになったら、いわゆるカービングスキーの身長の目安でもいいと思います。トップを内側に絞り込むプルークでは制動がかけにくいと言う欠点となります。

「そうは言っても短めのスキー(身長マイナス10p)を、買っちゃったんですが?」
と言う方のために・・
 
上記のスタンスとスキーのトップの開き方からも解るように、短いスキーだとトップが重なりにくい代わりに、少し広く開いてしまいスタンスも通常よりも広くなリ、スピードも出ると言う現象が現れます。
と言う事は、スピードコントロールがしにくくトップの開きを小さくして制動をかけようとするとつかれてしまいます。大人がスノーブレードやショートスキーでボーゲンをすると非常に疲れるようにスキーの長さを利用して止れないので筋力で止ろうとするのと同じ事です。

 逆に無理に三角を作らせないようにして(トップをお父さんが両手で持ったり、器具を使って固定したり・・ボーゲンヘルパー等)ゆっくり曲がってなどと考えないように、ある程度スピードのある中で浅い弧を描くようなスキーをさせて下さい。
どちらかと言うとプルークボーゲンと言うよりも初期のパラレルターンに近くなりますので、子供はどこに突っ込んでいくか解りませんので、グラインドサポーター(腰に紐をつけて後ろで引っ張るような器具、4000円位)等が必要です。ちなみにうちの息子には工事用のベルトを付け犬用の散歩紐をフックでつけ二人ともノーストックで、あまり細かい事を考えずひたすら何回も何回も滑ってました。ただ犬用の散歩紐は1.5m前後しかなかったので何回か息子をひいちゃったりもしましたけど。(^^ゞ



カービングスキーについて
 まず、一般的にねじれ(トーション)と硬さ(フレックス)がノーマルスキーよりも硬く、イージーカーブ・ピュアカーブ・レースカーブへとなるに連れ硬くなります。板の長さについても、サイドカットがきつくなる事で回転中のスキーの接雪部が長くなりますので、ノーマルスキーよりも短くても雪面をとらえることが出来ます。
◎今のところカービングスキーは、どのタイプも身長プラス0〜10p位で大丈夫と思います。

気をつけていただきたいのは、上記ノマルスキーのトップの間隔とスタンスの広さに付いては技術的に違うものになりますので、お父さんやお母さんが自分の子供にカービングスキーを購入し教えたりなんかする場合は、十分理解した上でお願いします。
以下にその特性を書きます。

○プルーク(スキーを三角にして真っ直ぐ滑る)で滑る場合、カービングスキーはトップが食い込み内側に寄り易く、トップがすぐに重なります。
プルークやまたは止る時の、ノーマルとカービングを比較すると・・・

ノーマル:三角を保つ為にノーマルスキーでは、踵を横方向に押し出す運動と、トップが開かないようにスキーのトップを支点にして、つま先を内側に捻る運動が行われます。(止る時はこの運動を強く早くします。)
カービング:三角を保つ為にカービングスキーでは、踵を横方向に押し出す運動と、トップが閉じないよう内くるぶし下あたりを支点にして、つま先を外側に捻る運動が行われます。

スタンスの取り方も
ノーマル:腰幅よりも少し広めのナチュラルスタンスで、トップの開きも少なくなります。
カービング:腰幅よりもかなり広めのワイドスタンスで、トップの開きもワイドになります。

カービングスキーは暖斜面が、お好き!?・・・
この結果カービングスキーを履いた場合、スピードのコントロールが難しくなり、けれどもスピードが増しトップの開きも大きい分いわゆるパラレルターンの導入がし易くなします。
ノーマルスキーとカービングスキーでプルークやプルークボーゲン(プルークターン)をする場合は、カービングスキーの方が同じ滑りでも、ゆるい斜面でやらなければなりません。(だって止らないんだモーン)

いわゆるカービングターン(切れる滑り)をする為には、筋力と限界スピードのアップが必要となりますので、お子様向きではないスキーのような気がしますが、イージーカーブはねじれも柔らかく、ずらしやすくなっていますので、あまり気にしなくても良いかとも思います。ただイージーカーブと言えどもスキーのエッジが立ちすぎると「キーン」と切れていきますので、それを補正する為に横方向に柔らかいスキーブーツを履かせるのもいいかもしれません。(でもそれだとカービングスキーの意味が無いかも?・・・)





余談ですが、私が富士天神山スキースクールにいた時代に、お客さん(生徒さん)の気持ちになってみようという事で、自分の身長と同じレンタルスキー(ノーマルスキー)とリヤエントリーのブーツを借りて、プルークボーゲン・パラレル・小回りとやってみた事があるのですが、まずブーツが前後に柔らかすぎてヒジョーに恐い!スキーも短くねじれも柔らか過ぎでエッジが丸くて引っ掛かりがゼロ!こんなマテリアルで生徒さんはスキーやってるのかとショックを受けたのを覚えています。それ以後はこのスキーならこんなイメージでとか動きは正しいがこのマテリアルだと、これが限界かとか、随分勉強になった事がありました。私が思うに初心者の方であっても普通の脚力や体重であれば、スキーとブーツは中・上級者用のマテリアルを選択しないと、正しいスキー操作をしても上達しないような気がします。
まずは、スキースクールの先生方にレンタルスキーを一度履いてもらって、マテリアルを含めてのスキー指導をもう一度考え直してほしいと願うのですが・・・

☆子供のスキー選び、と言う視点で書きつづけてきましたが、大人の方にもこのまま適用できますので、ご参考にしてください。また、「責任者!出てこーい」という御叱りの声がございましたら。遠慮なくメール下さい。皆さんと一緒に何が本当なのか考えていきたいと思います。


☆上記、子供の為のスキーマテリアルページは、制作途中なんですが何かのお役に立てばと
思い、とりあえずアップロードさせていただきます。乱筆?乱文・支離滅裂お許し下さい。
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